ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

《燎原の火/Wildfire》

 『氷菓』第14話。1巻の物語とそれ以降の違いは、問題とそれに纏わる人間関係が現在進行形である事と見つけたり。今回の料理コンテストは、その時間的に差し迫った感じが極まったように思う。福部に千反田、遅れた伊原+折木で古典部の結束の力()で見事優勝。そして最後「だけ」謎解きへの引き。
 グロックと交換した小麦粉が役に立ったが、使ってしまった以上藁しべはこれで終了なのだろうか?

 ところで『愚者のエンドロール』編ですっきりしなかったのは、折木の心情を使い捨てのように利用した女帝が、本シリーズにおいて使い捨てキャラか否かということだったが、はたしてそうでもなかった様子。「人目に付く場所で同姓に頼み込まれ」て困惑する様と、「人目に付かない場所で異性に頼め」と耳元に囁くギャップ。意趣返しか大天使に魔性の女的教唆という悪夢を生み出し、第一被害者は新聞部元部長の模様。やはり一筋縄ではいかない。
 そしてあの杉田、ノリノリである常がどんなものかは良く知らぬが、『仮面ライダードラゴンナイト』の先行放送限定Fact Fileを想い出した。

 『もやしもんリターンズ』第3話。第7巻エピソード終了、一歩手前。ここから沢木が及川にフラグ立てたりはしないので、念の為。あと割とあっさり改装完了した日吉酒店。しかし金城ェ……。

 長谷川と美里の会話は、原作では婚約者問題が解決済みなのに対し、自分が居なくても大丈夫なようにと考える長谷川が美里に「任せた」と言ったきり。フランス編のアレコレに先んじてフラグを立てるかと思ったら、そんなことはなかった。