ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

「もう一人のジャック」

 そんなこんなでモトキング対ニセキング回(後編解決)。敗者が行方不明かと思ったら謎空間で触手プレイ()、ではなく洞窟椅子に幻影で偽者の活躍を見せ付けられてもう我慢ならん! と解放されて再挑戦。色違いレッドデーモンズ総勢3体の攻撃をトラストガーディアンの助けもあって凌ぎきり、返しはセイヴァーデモンでノックアウト。「俺に詫びを入れるんじゃなかったのか?」と笑うジャックの清々しさったらない。

 ああしかし、先週の戦いでジャックが二人居たのと今回暴れてたのが偽者だというのは目撃者の写真と風間の証言があるが……それ以前の事件にジャックのアリバイが無いのと偽者の手引きで脱走した事自体は既に報道済みの事実なわけだが、その辺の風評は容易く覆ってるものだろうか。まあ“ほぼ”無実には変わりないわけで、だから三人衆とサーキット云々以外は穏やかに解決した空気で一般大衆の掌返しなんて蛇足と言えばそうなのだが。

 限界突破のランク13エクシーズ、ORUユニットを増やしまくって攻撃力を上昇しつつ相手のデッキを破壊する。しかしまさかの「ランクダウンマジック」で誕生したホープルーツとは相性が悪かったね……それがシャイニングドローと言えばそれまでだが。ランク差×100×(相手ORU+1)×2(ダブルアップチャンス)=79200て、ダークゼアルがDZWキメラクロスで出した数値(83200)より上ではなかったもののインフレにも程があらあな……まあエクゾディアと蛇神ゲーの∞があるからそれ以上は出ようがないけどさ。

 かくして「バトスピソードアイズの延長線上が如き」自分との戦いを宣言し、アストラル世界そのものを意識改革せしめるというデュエル万能かっとビング万能説で、アストラル復活! アストラル復活! もう離さないと抱きつかれた顔は完全にヒロインの目付きだわこれ。ゲートが過負荷で脱出せざるを得なかった小鳥は次回信じて待つ女の子で宜しく。
 喜びも束の間、シャークがバリアン世界の王として転生した民達と共に往くケジメ宣言と期を同じくしてバリアン世界の神ドン・サウザンド&ベクターが活動再開。これって2対1なのか三つ巴なのか、普通にUMAのおかげで共存可能になったような気がする一方でそう易々はいかせてくれまいな、と。

―――しかしこれ、今次二つ世界の戦争がどう決着するかも判らんがどうにも、1stEDラストカットの覇王フラグに繋がる気がしないのだがどうか。「ゼアル」とは世界の危機に現れる英雄の名であり、生きてるのか死んでるのか御母堂初登場だっけかな九十九夫妻にしても何ぞ知ってるご様子ではあるが?