ALORC-Bottle-Craft-512-Logbook(Ⅱ)

AよりRへ。記録を継続する。(二冊目)

先週からのSS/スレ観測ログと遊戯王ヴレインズ






オタマジャクシが喋った!?VRAINS 第104話

 財前の活躍やボーマンにやられて倒れるところを百回以上視たって、行動記録が筒抜けすぎやしないか。社員で重役だから仕方ないのか。「ライトニングの罪」のあれほどじゃあないにしろ、リアル人間も既に過去データを他人に見られまくる社会ではある。転じてソルテク製のアンドロイドを働かせることが各社の情報をのぞき見放題になる可能性も、既に現実としてあれげ。

 ともあれ色んな事が絡まって、後事や人々に影響が広がっていく。変化を起こす側と、その余波を受ける側の意識も違う。ソルテクにしろ、それに対して行動を起こしたAi&ロボッピ(確定)にしろ。中の人は同じでも声色は変わり、見た目はダークな悪役ラスボス寄りなんだけど、物言い振る舞い方は(まだ?)それらしくない感じ。そもそもAiって使命感とか義務とかから同胞で最も遠い怠惰な性格だったしな。変わっているけど、変わっていない。そこに安心していいものかどうかはわからんが、「Aiとロボッピ」のやりとり節々に「遊作とAi」を思い出してやまない。
 あと連れてるリンクリボー色違い、いつかウィンディが造ったハリボテサイバース世界に居たやつじゃないか? と思ったら「リン“グ”リボー」って名前なのな。あとアンドロイドのボディを鹵獲すれば彼らの現実での体が出来るなと思ったら、社会進出段階でかなり人間に似せた外見になってるどころかほぼ瞬時に顔面を成形できるのにはビビった。


 はたして開始早々(文字通り「闇」のデュエルで)トップが倒れたソルテクの次点お兄様に召集される強者たち……しっかし鬼塚はなにしれっと復活してるんだろうか。経過はよ。


「やる夫と壬生のゆかいな仲間たち」






《オパールの守護者/Opal Guardian》/岡本倫『パラレルパラダイス』第81話





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先週からのSS/スレ観測ログと遊戯王ヴレインズ //「#スレ発ラノベ4」



一体何者なんだ……VRAINS 第103話

 決戦の折はちゃんと「相棒」と認め合ったのにまた「人質」と言ったり、倒れ際にAiの名前も呼んで消えたのに結局イグニス危険視スタンスは変わらなかったり、お前ら似た者同士かよ。

 新章突入回というよりか、前後編の前振りを兼ねた前期エピローグ&総集編&オフ会な趣。よく考えなくてもリボルバー鴻上了見があえて遊作そして尊の前にわざわざリアル顔出しして、「Aiは監視対象」「今回共に戦った仲間だろうと」とか敢えて宣言しなければならない必要性ってないよね。それを律儀と表現してよいのかどうか。相棒還らずにしんみり気味だった尊は了見が来てからずっと険しい表情になってたし、新OP的に以前「謝罪を示したかったのでは?」と言うには微妙なデュエルの「決着」をつける時が来るのだろうね。遊作にとって復讐は1期で終わっているが、尊にとっての折り合いはまだついていない。そういや事件被害者関係の中で詳細不明な風属性をのぞき、水(ミユ・葵)地(スペ)光(仁)闇(遊作)……彼だけがモヤモヤ燻らされている。仁君の心情もたいがい不明だけども。

 EDに比べたら回収率は高かろうOP的に、他に気になるのは財前兄妹の共闘(トリックスター&ティンダングル新規! そもそも現環境でタッグできるのかは謎)や鬼塚の復帰(剛鬼デッキ復活)とかか。脳インプラントだのアースのデータぶちこまれて思考領域拡張だの、負けた後も保険としての罠の苗床にされる寸前だったりと物理的に一等滅茶な目にあってなお、アバターはバウンティハンター仕様なのな。プロレスラー仕様に戻る日はくるんだろうか。戻るのが一番とも変わり続けるのが悪いとも言えないが……「負けてからが本当の自分」、そういやソウルバーナーはボーマンにしか負けていないし2期でもプレイメイカーは無敗のままだし、そこのところ3期で回収されるか否か。少なくともGO鬼塚が正道に帰れば1期の英雄リスペクトである尊にとっては喜ばしい話だろうが、今度は尊の方が闇路線に行くかもしれない……?


―――「イグニス(相棒)を賭けた戦いではないから負ける可能性がある」という何処ぞの意見に膝を打つ。


「【R-18】サクラ大戦・新【サクラ大戦シリーズ二次創作】」 / 事の経緯





















《スランの経時門/Thran Temporal Gateway》/岡本倫『パラレルパラダイス』第80話



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先週からのSS/スレ観測ログと今週の遊戯王ヴレインズ



命ある僕らは永遠などないVRAINS 第102話

 リンクスCMの城之内ファイヤーは草、はともかく万に一つくらい遊作が勝てずに一同ED世界線にシュートされる可能性があるかもと思っていたがそんなことはなかったぜ。そしてロボッピに仕込んだバックアップも勝利後に発動するかと思ってたら実質即時発動だった。(ライトニングに改造された)ウィンディの呪い並に回収はえーな……そういや風属性は第1話以降、本来どういうやつだったか知らないままに終わってしまったことになるのか。それに地属性アース、別段ボーマンとハイドライブが元々地属性だからって理由ではなくクリスタルハート経由あたりでデータ断片を得ていたのか無言感。ここいら決戦前に分断されてて、同胞の死に目に立ち会えなかった分を拾ったという見方もあり(これはボーマンとハルのことでもあるか)、一度敗れても何も変わってないライトニング(加えてボーマンも言ってたが)最後のイグニスとなったアイが何かしら難儀するだろうという予言もあり。

 はたして一話分、デュエル描写1ターンのみを以て決戦終わったというところで閉じる。それだけだと寂寥感が拭えないところだが予告で一般ニューロンリンク犠牲者は戻ってくる見込みか……これで「一般じゃない方々」が戻ってこなかったらアレだな。既にイグニスは消滅確定みたいな雰囲気であったし。というかだね、いくら自分で作ったバックアップとはいえ当人が言ったように意志があるわけだから自己同一性の問題とか「とても低かった」で済む話だろうか。イグニスがデータ存在で「前の俺」が完全に消滅しているという条件でギリギリ? なんだっけ、どこかで見た気がするんだがバックアップが起動するけど本体が実は生きてて、戻ったら居場所がなくなってるとかいうネタ。

 総じて1期ほどには勝利して危機は去り、犠牲者も戻ってきたから一応めでたしめでたしという感じにはなるまいと。


「オリ主で振り返る平成仮面ライダー一期(統合版) 」 龍騎















《ヴォーナの飢え/Vona's Hunger》/岡本倫『パラレルパラダイス』第79話






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先週からのSS/スレ観測ログと今週の遊戯王ヴレインズ



「残されたU/永遠の相棒」VRAINS 第101話

 それはただ、倒れるアバターの慣性の偶然か。それとも妹を思う兄の一念か。まだデッキに無い属性のドラグリッドは出せない。ストームアクセス系統にある「最初からデッキに入ってるのと同じだから演出上の意味しかない」をあえて切る判断。ごく個人的な感想を言わせてもらえば、ニューロンリンクとか言い出す前のボーマンの方が「強そう」に思えていたのでここからが本番感ある、かと思ったら普通に復元するのな。そしてAiがその身をなげうつ……リボルバー戦(二回目)の時にも似ているが、あの時とは本当に色々なことが変わっていたな。希望は勝利後にどれだけ取り戻せるかと、事前にロボッピに仕込まれた何某か。
 そしてソウルバーナー戦の時点で裁きの矢を使わなくても強い、のに裁きの矢で攻撃倍ときたか。まあリンクリボーでしのぐんだけど、なんか雑な名前のリンク5の破壊されない上に相手全破壊&バーンと雑に強い効果。

 生み出された時点で設定されている目的に対し使命感を持ち働くことを「ロボット的」と仮定する。対してAiのふるまいはイグニスとしてのサイバース世界での仕事をサボること。これを人間的というべきか動物的というべきか、それとも「初めて本能を持ったAI」、今回のサブタイトルに沿うならば……でもどうしてか、微妙にしっくりとはこない。
 ボーマンは感情を持っているが、それで人間的かというと頷きかねる部分は数多い。またライトニングにより設定された目的に沿っていること、創造主と独立した状態でそれを選んでいる意志をロボット的と見るや否や。当人が言うように「神的」なふるまいというのが近いかもしれない。良い意味でも悪い意味でも。自分とハル以外に失って痛いものがなくて、そのハルがさらっと消えてしまったせいで神になるしかなくなった……ってのは好意的解釈が過ぎるか。ライトニングにとっては完全神か仏かって最後だったけど。ただ、「ミラーヴレインズとニューロンリンクで勝って世界を支配する」のが、「勝つためにはミラーヴレインズを崩壊させてもいい」と転倒しているのはある意味デュエリスト寄りな気がしなくもない。あらゆる要素を削ぎ落として、ただの決闘者としてのボーマンが残る……かなあ?